世界三大織物の一つ大島紬
通常の絹のお着物(友禅染など)の工程は糸を紡いで、反物にし、染め付け、お仕立てという大体4工程くらいで出来上がるのですが。
大島紬は約30工程以上掛かります。
そして全て分業。
まず紡いだ糸に締機(しめばた)という技法で染まらない所を木綿の糸で締める作業を縦糸、緯糸共に行います。
その後染色、本場奄美大島紬は田んぼの中で泥染もします。
染色も染料を一度染める毎に入れ替え、80回〜100回繰り返すそう。
そして染まった物から木綿の糸を解き、1本ずつ番号順に機織に掛け、やっとここから織る作業です。
何センチか織ると、カスリ模様を合わせる作業。
織り工さんが針で細い糸を一本ずつ合わせていくのですが、模様がずっと続いている物なら合わせやすいのですが、今回出品している地空きの模様だと模様がない部分がほとんどなので真っ暗闇の中を無灯火でドライブしているようなもの。
今では織りたがる職人さんがほぼ居ないとか。。。
そして織り上がった反物をそれぞれの産地の協同組合の厳しい検査を受けて、認定された物だけに認定証が貼られて売られるます。
鹿児島県の物には旗印、奄美大島の物には地球印
大島紬は丈夫で軽くて、絹なのに水にも強くて三代着られると言われるお着物。
裏表が無いので、表が擦れても裏にして仕立て直すことも出来る物です。
このお着物もとても深い黒で丁寧に染められているのがわかります。
艶があり軽くて丈夫、裏地も黒で粋な袷仕立てになっています。
最近は春先も暑くなって来ているので、袷の時期でも涼しく着られ、冬は暖かくとても長い時期着られる物になります。
伝統工芸品として1枚手元に置いておかれるのも良いかと思います。
- 色: 黒
- 素材: 紬
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